Petapon3世の部屋

ペタポンは本当は『メリーちゃんの羊』の羊の名がパタポンというらしいが、初代の部屋開設の際すでにその名前が登録されていて、主人が苦肉の策でペタポンにしてしまった様子。 パタポンは娘と息子がまだ幼かったころに飼った犬につけた名前だそうである。 羊の名をもらった猫である我輩としては、どう思ったら良いのか。 日本で一番有名な猫は、天水槽で成仏するまで「名前はまだない」と済ませていた様だが。 この分では我輩は当分成仏するわけにもいかないようだ。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

砂丘の中の官舎

主人は定年まで10年近く、鳥取大学で働かせてもらっていたが、最後の頃は鳥取砂丘の西にある乾燥地研究所の官舎に住まわせてもらっていたそうだ。もともとは「砂丘研究所」という施設だったが、世界的な乾燥に対処する研究をすると今は大きな名前に変わって…

萩の花

主人がむにゃむにゃ言いながら朝のラジオをベッドサイドでつけた。中国地方だったか、もう萩の花が咲いたと言っている。おや、数日前に公園で萩の花を写真に撮っていたぞ、と主人が目を覚ました。 朝ごはんを済ますと、早速写真機を調べたところ、1週間前の…

田舎暮らしは毎日魚釣り その2

河原町の山中での3日目の昼ごはんの後、主人は車に乗せてもらって鳥取市内の釣り道具屋で、コマセのアミと次の日の朝早くキス釣りに行こうとゴカイを買った。キスにはチロリの方が石ゴカイよりも良いらしいが、その日はチロリがなかった。 千代川が砂丘にそ…

田舎暮らしは毎日魚釣り その1

主人が泊めてもらった、甥夫婦の終の棲家は、田舎の丘の森の中にあり、一日中鶯がさえずっているそうだ。近くの曳田川は鳥取市の砂丘の横を海に入る千代川の支流だが、曳田川まで家から2分くらいで行けて、この時期はアユのひっかけ釣り(ゾロ釣り)が出来…

因幡鳥取その1 大黒様(大国主の命)

1週間ほど前に朝早くあわただしく家を出た主人がやっと戻ってきた。その間、居間のメダカは餌をもらえず、外のスズメ餌箱もそのままだから、スズメが毎朝やって来てはむなしく飛んでゆく。吾輩は何も食べなくとも生きてゆける。もちろん、美味しいものは食…